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メバル好釣!無風の日間賀島西港

2011/02/25 カテゴリ: 波止釣/その他釣行記

中村輝夫氏よりロングレンジメバル輝を使用してのメバル釣りレポートが届いております。是非ご参照下さい。


釣行日:平成23年2月17日

釣行場所:愛知県知多郡南知多町日間賀島

タックル:(ロッド)ロングレンジメバル輝11m(1110)

(仕掛)ささめ針達人直伝仕掛け喰わせメバル8号(ライン/ハリス)サンライントルネードVハード1.5号/0.6号(錘)2号


釣行記:2月に入ってからと言うもの素晴らしい珍事件が・・今までの私の(仕事)休み=強風だったのが・・・「休み=無風」ばかりと今までにない事が起きてるんです!今までならワンシーズン中、休みで無風の超メバル日和!は1回もあれば上等だった事。それがすでに3回も遭遇しているから今年はすごい!こんな日は無条件でホームグランドの日間賀島西港に釣行出来ると言う事になるんですよ。

前置きはこのぐらいにしといて・・・・メバル長竿釣法の醍醐味も入れつつ!?の釣行記です

2月17日、朝から曇り空で窓から見える煙突の煙は真っすぐ上に上がっています。午前5時30分暗い中、師崎港に車を走らせ、途中エサ店にて活イサザを購入し師崎港定期船乗り場に着いたのが午前6時過ぎでした、平日でもこんな日は釣り人は多いだろうなぁと思いきや待合室に入ると(◎o◎)/!な・な・な・何と私だけしかいないのです。閑散とした待合室は違った意味で こわい!?

乗務員に聞いても今までに無かったそう・・・そして乗船時間になっても釣り人は私のみ。(他に3人いましたが島に行く学校の先生)こんなに良い条件なのにどうなってるのかわからないまま、午前6時40分臨時船は師崎港を出船しました。釣場につくと、もうひとつ驚いた事に日間賀島西港堤防にも釣り人はいない!そんな貸切状態の中、タックルを準備します。

竿はロングレンジメバル輝11m。無風の中、エサの活イサザを付けて本日1投目!

沖イッパイに振り込んで仕掛けがなじむのを待ち穂先が少しおじぎをする所でタナをキープして潮に流すんですが、海底にはところどころ起伏(根)があるので根掛りを注意しなくてはなりません…そん時です、いきなり初アタリが出たんですね。キューンキューンと竿先を引っ張る大きなアタリ!でもみなさんは知っていますよね。こんなアタリは小メバルの仕業何だってことを、本アタリらしきものも同じ様なアタリで竿先を揺らすので仕方なくそのまま竿を立てると10程の小メバルがトリプルヒットなんです。でもまぁ群れはいるようだし、再度投入して、同じポイントに仕掛けが入った時、またまたキューンと竿先を引っ張るアタリが出ますが針に掛からず・・要するにエサだけ突っつくだけで針まで到達しないチビと言う事なのです。そんな時は送り込んで(ハリスをフケさせる)相手の出方を見るしかないのです。しばらくすると鮮明なアタリに変わり「ハイ!針掛り」想像通り12と小さく3点掛け。続いてダブル、ダブル、と入れ掛り・・・・全てリリース。

ですが、やっと本命の「穂先にツン!」のアタリが出たので竿先をそのままにしているとスーッと竿先が海中に押さえ込まれ、これぞメバルと言える押さえ込み。そうなんです。このアタリが長竿釣法の醍醐味なのです。毎回こんなアタリが出て欲しいものですね。

さて、そのまま竿を立てゆっくり浮かせると、黒ぐろとしたメバルが海面に姿を出します。細ハリスの事を考えると抜き上げる事は出来ません。ここは、ラインを持ち慎重に手繰り寄せて堤防に上げると21の良型をゲット!これで今日の晩御飯のおかず煮付けを1匹手にしましたが後1尾は釣らないといけないので、再度竿先に集中です。

この時ふと、感じたのが良型メバルはなぜか一番下針に掛かっていた事、小型のメバルは上と中間ばかり針掛りしていたのに気付いたんです。ここはステ糸を短くして根回りに潜んでいるメバルに(想像ですよ)直接エサをアピールさせればもう少し型揃いになるかも???と安易な考えで1mの捨て糸を50にして投入してやりました。されど短くした分根掛かりは多くなるのはあたり前田のクラッカでオモリは根から少し浮かせた所をキープ…誘いをかけながらアタリを待っていると、プチッ!とこれまたあんさんいい前アタリ!その後に本アタリが出てロングレンジメバル輝11mが大きく曲がり20を追加!!作戦は成功したと言えるでしょう。水温が低いので良型メバルは群れではなく根の周りに潜んで落ちてきたエサを口にしているのだろうと思われます、また、1匹、1匹の拾い釣りしかない状況が多いのが今の堤防釣りとなっているようなんです。(愛知県だけかもしれませんが)

潮が動きだしました。これからと言う時にさすが師崎水道の潮。潮の流れが半端ではないほど早くなり自分の釣りが出来なくなってしまったので、ここは仕方無く休憩タイムとし潮が緩むのを待ちます。待つ事40分、少し流れも緩んで来ました、が、その分潮も低くなっているのでメバルの喰いも落ちるかな?と思いながらも、さっそく投入します。アタリを待っていると、いきなりツン!の前アタリ!いきなりだったから竿を持つ手にも力が入りますね。…で、本アタリを待っていると数秒後竿先がグン!と大きなアタリで押さえ込まれ、竿を立てるとこれまた強い引き、竿が弧を描いたのは言うまでもありません。1匹なら良型かも、と姿も見えないのに頭の中は256はあると妄想が走ってました。が・・海面に表れたのは少々ガッカリしてしまったんですが19の真っ黒なメバルのダブル。まっ!このサイズでダブルなら許すとしましょう(笑)

そんなこんなで何とか拾い釣りをしていた時、アラララ!空から冷たいものが落ちてきたから仕方なくここで(午後1時50分)納竿としました。

今回も午前中天候に恵まれ、なおかつ1621を40匹の釣果、まずまずでした。

最後にこれは愛知県の釣り場の話です。大きなメバルが釣れる所と比較しないでくださいね(笑)また、出したゴミは必ず持ち帰りましょう。


テスター なかむらてるお

…ご寄稿ありがとうございました。気候も少し暖かく、だんだんと動き易くなってきた感じ↑。皆様も良い釣りを!(開発部 T)