常滑港にてチヌ釣り | (株)宇崎日新(NISSIN)| 磯・船・渓流などの釣り竿の製造販売

常滑港にてチヌ釣り

2018/11/08 カテゴリ: 波止釣/その他釣行記

身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、今回は常滑港に釣行。

是非ご参照下さい。

釣行日:平成30年10月

場所:常滑港

渡船:- TEL:-

対象魚:チヌ 天候/波/潮:-/-/-

釣果:チヌ1枚

タックル:(ロッド)ZEROSUM 磯 弾 CIM 1号500

釣行記

普通ならば『秋も深まり数釣りシーズンに入り』と、心ときめくはずの紀州釣りなのだが、今年の南知多はどうよ?
ほとんど釣果に巡り合えない日々を送っているんです。
今回の休みも何処にしようかと悩む日々が続くなんてこと今まであっただろうか?

今回もあそこなら釣れるなとハッキリ言えるところが無いのが現状ですね。

はたして今年はチヌの数釣りは出来るのでしょうか?

10月25日の天気予報も北西の風5~6mと出ている為今回の釣行は常滑港に決定した。

午前7時過ぎ、釣り人としては遅い出発と思われがちだが、今までの釣れている時間帯は下げ潮に多い事から、ゆっくり現場に到着とした。

約30分程で駐車場に到着したが、ずらりと並ぶ車にまずは驚きだ。

平日でもこれほどの車があるという事はもしやチヌが釣れているのかもと想像しながら、赤灯台の堤防に向かうが、フカセ釣りやダンゴ釣りのクロダイ釣り師の姿が見当たらないのだ。

あれぇ~!あの車の数は??と思いながら防風林を抜けるとマリーナ側にずらりと並ぶ釣り人。

のべ竿にてサビキ釣りのお客様が多く小アジなどが釣れていたのだ。

ではチヌ狙いの釣り人は?と堤防を見渡すと先端近くで1人フカセ釣り師が竿を出していたので、挨拶がてら情報収集でお話を聞くとなんと未だアタリは無い様だ。
それと最近チヌの顔を見た事が無いなぁ~と、寂しい話しをしてくれた。

今年の常滑港はタコもダメでチヌもパッとしないまま終わってしまうようだ。

さてお隣で竿を出そうと思った時、イヤな北西の風が急に吹き出して来たのだ。

天気予報通りだとまだ強くなりだすはずと思い、急遽ここを諦め、風裏の防風林に向かった。
DSCN3299
コマセ作りからスタートしてタックル準備に取り掛かろう。

竿はZEROSUM 磯 弾 CIM1号5.0mを使用した。

準備も済ませ次はタナ取りだが今は、下げ潮に入っている為3ヒロからスタート。

6投目でタナが取れたのでここからダンゴ釣りのスタートだが、ウキ止めの位置はこまめに調整しなければならない。

さて、コマセを打ち続ける事1時間、潮の動きが速くなりだし、上層の潮の速さで道糸が大きく右へ流されてしまうので、自ら左に移動し道糸を大きく潮上に誘導。四苦八苦しながら、底トントンを狙っているが、一向にアタリが出ないまま、ダンゴを打ち返す事なんと3時間が過ぎてしまった。

こんなにチヌからの反応がないとポイント選択が間違っていたのかと遅ればせながら反省するしかないかな?

午後1時前。ど干潮の時間帯をすでに回っても一向に反応が出ない。

付けエサのオキアミもそのままの姿で帰ってくる始末だ。

このまま終わってしまうのかと思っていた時、上層を泳ぐボラの群れの姿が見え始めウキの周りに集まりだした。

そんな事があってか、ボラの反応が多くなりだしアタリも半端なく多くなったが、ダンゴが切れるとウキも静かになってしまう。

そんな状態が4~50分程続いただろうか、と次の瞬間ウキが海中に入ったのだ、まさか?チヌからのアタリ?と思った時には反射的にアワセを入れていた。生命反応はあるものの強い引き込みは無い。

上がって来たのは17㎝程のアジ君だった。

リリース後気を取り直してダンゴを投入。同じボラアタリの後、2~3分した時またしてもウキがスパーッと海中に消えた大きなアタリ。

今度こそはと思ったが、これもアジ君。リリースしまくり続けた数は17匹、これも残しとけばよかったとなぁ~とまたまた後で反省だ。

そして潮が動き出した午後1時過ぎ、今までの常滑港情報ではこの時点での釣果が多い。気合を入れてダンゴを握り投入とした。ゆっくり左側へ動き出したウキを見つめていると、スッと目印2つほどが、沈んだのを確認した。オッ!と思った時には竿尻を手に取って次のアタリへの準備だ。

すると先程と同じようなトップの入り方がした時ここで大きくアワセを入れてみた。

すると、竿先は頭上でピタリと停止。生命反応も確かに伝わってくる。グイグイと引き込むパワーはチヌっぽい。だが、ボラの可能性もあるので、しばらくは引きを楽しもう。

チヌであってくれ~と頭の中で願いながら30秒後、うっすら見えた姿は黒くて小さい。

ボラではない事がここでわかった時点でチヌだと確信してのやり取りも熱が入る事は言うまでも無い。

手前に誘導し浮かせた獲物は、銀鱗眩しい待望のチヌであった。差し出したタモ網に無事納まったのは30㎝と小さいが、釣れていない時こそこの
1尾は良型にも匹敵すると情けないが自分にだけ言い聞かせている。

CIMG0512
気が付いた時には顔見知りの釣り人が後ろに立っていて『やったね!』と祝福を受けてしまった。

CIMG0510
これで気分もよくなり動きもスムーズ。まだ時間とコマセがあるので2枚目を狙う事にしたのだが。自然はそう簡単に思い通りにはしてくれない。

下げ潮もすごく効いて来る時間帯このままでは仕掛けが流されるだけで釣りになっていない状況だ。

これで終わってしまうのかと不安の中ダンゴを打ち返した。

だが、一向に流れは落ち着かない様子だ、これが最後の1投。

ダンゴが底に到着後ウキがゆっくり浮いて来た瞬間、そのウキがズボッと海中に消し込まれる大きなアタリが出た。これはまさにボラのアタリ。スルーするつもりが、そのウキが浮いてこないのだ。
しばらくしているとなんとラインが走り出し竿先までツンツンとアタリが出ていた。

これはまずい、完全に針を吸い込んしまったようだ。と同時に完璧に針掛りしているボラ君。

上げたくないので、ボラを走らせハリス切れを狙ったが残念。

こう言う時に限って、あららぁ~~!高切れだぁ~。パラシュートでウキは何とか無事であったが、仕掛けがすべて飛んでしまったので、この時点で、納竿とした。

最後に、遊ばせてもらった堤防に海水を掛けて、落ちているコマセを綺麗に流してこれで終了だ。

当然だがゴミも持ち帰る事。

車までの15分の帰り道の足取りは重かった~。でも次回も挑戦だ~~。

 

なかむら てるお

…ご寄稿ありがとうございました。

厳しい中での1枚のチヌは嬉しい限りですね。

また、リベンジ釣果情報おまちしております。

(開発部 高木)