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鴨川のスーパーサブ磯で良型グレ

2018/02/21 カテゴリ: 磯釣釣行記

多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられますT&Aの白澤様より、鴨川のスーパーサブ磯で良型グレレポートが届いております。…是非ご参照下さい。

釣行日:2018/2/10

天 候:くもり

波  :無し

潮  :長潮

渡船:岩瀬渡船 090-1458-9162

対象魚:グレ 最大44㎝~33㎝ 6尾

使用ロッド:ZEROSUM 磯 真 X41.25-500

      ZEROSUM 磯 競技 X4-500

使用リール:レバータイプ2500 ハイギア

使用ライン:(道糸)1.5号~1.75号

:(ハリス)フロロ1.5号~1.75号

ウキ:遠投タイプM/0~00

釣行記

こんにちはT&Aの白澤です。

今年の房総半島は、30㎝までのグレなら釣果は確実、40㎝は…? 理由は水温が高く、下がってもすぐに上昇して魚の活性が高くなってしまうことです。12年ぶりの黒潮の大蛇行は遠州灘では大きく離れていますが、伊豆諸島から北上して房総半島に一気に北上、これが水温を上昇する原因になっています。

良く渡礁するアシカ島では、チョウチョウウオが跳梁跋扈し、コッパグレはコマセを撒くと水面でバシャバシャ、食いの渋い寒グレとはほど遠い状況が続いています。

 

そんな状況の中でチョイスしたのは港から最も近くですが、1㌧くらいのゴロタ石がゴロゴロと入り、さらに大きなハエ根があちこちで張り出し、しかも周辺はグレの産卵に適した海藻が繁殖した金島です。過去に2月後半から3月末にかけて良型グレを何度も仕留めているスーパーサブ的な磯です。

足場はチャカ場の一段低くなった場所と、真ん中の中段の2ケ所で最大3人までの小場所です。チャカ場は約20㍍沖まで扇状に根が張りだし、取り込みで何度も煮え湯を飲まされた超難関のポイントです。

この日は南西の風が強く吹く予報なので、早めの勝負となります。

勝負は10時までか?

最初は、潮が全く動かずコッパグレの入れ食いが続きますが、8時頃から沖の真潮からの引き潮が本流となって生島方向へと流れ出しました。

しかも5投に3投げはエサが返ってくるようになり、真剣モード突入!

今度は30㎝クラスの良型グレがヒットするようになりましたが、

ななめ横から吹きつける風にロッド操作に息子は苦戦しているようで、ラインをワンランク細くし、超難関のハエ根でも勝負ができるよう、ゼロサム磯 競技X4を使うようアドバイスしました。

沖へガンガンと出て行く潮、返ってくるサシエ、絶妙に調整されコマセと同調しながらゆっくりと沈下するウキ、もう釣れたも同然の状況にドンピシャ!約100㍍ほど流した息子のリールからバチバチとラインが強烈に走り、ロッドを立てるとかなりの重量感、継ぎ目のないような見事な弧を描くロッドはまさに無駄な筋肉のないアスリートのようです。

張りだした根をかわすためにロッドを極限まで絞り、磯際で強烈な締め込みにもラインを出すことなくためていると浮いてきたのは、ボッテリと肥えた44㎝のクチブトグレでした。

1.5号のハリスはボロボロでブレイク寸前でしたが、「繊細に掛けて強引に獲る」を体現するかのような光景でした。

このあとも追加出来そうな潮況でしたが予報通りの南西の強風で早上がりとなりましたが、久々に金島のコンディション抜群のグレを見ることができました。

ランディングで使用したゼロサム磯 玉ノ柄X4は、ヒシャクとともにX4の特徴である4軸カーボンでコーディネートされ、所有感だけでなく最高の実釣を実現します。

サッと下げるだけで全節がスーと伸びて、ムダに曲がらないからほんとに華麗なフィニッシュを決める事ができますね。

さて、これからゆっくりと春の足音とともに、近場の磯が活気づきます。特にトワリ潮といわれる暗緑色の潮が差している時は良型グレだけでなくマダイや年無しチヌも狙えます。お勧めは超A級の生島(2人)、

二子島(1人)、小坊根(2人)などです。遅れていますが、これから爆釣が予想できそうな鴨川の磯なので、皆さんも是非釣行して下さい。

 

しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございます。釣果レポートありがとうございます。

まだまだシーズン真っ只中なので、また次回リベンジ釣行お待ちしておりますね。

皆様も良い釣りを!(開発部 高木)