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釣行記「日間賀島でメバル」

2016/12/21 カテゴリ: 波止釣/その他釣情報釣行記

身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。テスター中村輝夫氏より、今回はホームグランドの日間賀島西港に釣行。


是非ご参照下さい。

釣行日:平成28年12月

場所:日間賀島西港

渡船:- TEL:-

対象魚:メバル 天候/波/潮:-/-/-

釣果:メバル1620

タックル:(ロッド)LONG RANGE メバル 輝11m

釣行記: こう冷えてくると、朝起きるのが辛くなり釣りに行くのも少々遠慮がちになりそうだが、あの美味しいメバルが釣れ出したと聞けば、ロングレンジメバル輝11mが大活躍する季節が来たと言う事だ。 釣った連休なので昨日の疲れも寒さも我慢して12月9日ホームグランドの日間賀島西港に釣行。 残念な事に12月から1番船が午前7時40分とやや遅くなり一番いい時合いが薄くなるという事だ。毎年のことで慣れているはずだが、師崎港で、船が出るまでの間、今、この時間に西港におれば良型メバルが上がっているだろうな?と頭によぎる。 さぁ!出船だ。篠島経由で日間賀島西港に到着は午前8時。 いつものようにチビ提に歩き出し、運がいいと堤防先端に入れる。ここが、11mの竿が100%活かせるポイントなのだが今日はどうだろう。なんと運よく先釣者はアジ狙いで、今退散していくところ。入れ替わりにこの私が角に入る事が出来た。 潮は若潮で満ち潮に入っているが今のところ流れも弱くメバル釣り師にはもってこいの日になったのでクーラーbox満タンの夢を見てしまう。さて仕掛け3本針胴付きにオモリ1.5号をセットしてエサはシラサエビの尾羽をカットして第二関節のとこで針先を出して、沖目に向かってロングレンジを振り込む。ところが11mの長い仕掛けが底を捕らえれない。大潮の満潮でもないのに、おかしい?こんなに深いとは思ってもいなかった。仕方なく2m程道糸を伸ばして、再度振り込むと、何とかトントンで底が取れたのでよしとして、さぁ日間賀島のメバルよ喰ってこい!2分、3分と時間は過ぎるが、シン!!ならば扇状に誘いを入れるもなぜかアタリすら無い。仕掛けを確認するもエビは元気に上がって来た。 メバルは遠い!無反応のまま、満潮の午後1時が過ぎてしまった。このままいけばボーズになってしまう。仕掛、3本針胴付きのハリスを0.3号まで落としてみたが、残念な事にこれもダメだ。 とうとう下げ潮の時間に入ってしまった。仕掛けを右に振り込みなじんだ時、ツンとやっと竿先に反応。その後スーッと竿先がおじぎをした。何時間たっただろうか、初の引き込みだ。 ゆっくり竿を立てるだけで針掛りに持ち込み19の煮付けをキープ。 このままジアイに入ったかの様だったが、情けなやこの1尾だけでまたしても無反応。このままでは帰れません。ポイントを外向きに変え竿も9mに持ち替え手前に振り込む、すると1投目よりメバル独特の小気味よいシグナルで竿先をおさえた、メバル釣りはこうでなくてはならない。上がったのは16と小さなメバルが顔を出した。エサを付けなおしすぐに投入すると、ククーッとまたしてもいいアタリが竿先に出る。中々の良型と思いきや16のダブル。 メバルは良型から釣れ出すので、ここのポイントには20オーバーのメバルが釣れる確率は低い。案の定徐々に型も小さくなってきたが、引き込みだけは立派なので良型に感じてしまう。 30分程ポツポツとアタリを感じたが、ここのポイントも終わった。5m程右に移動して、再度仕切り直しとしたが、残念な事にコノシロと海タナゴだろうエサ取りが湧き出して投入するたびアタリもわからないままシラサエビの頭だけ喰われてしまう。何とかしなければとオモリを3号にして早めにそこまで落としてみたが、次はフグの仕業だろう針がことごとく切られてしまい、仕掛けも8セット無くなり戦意喪失。釣りをする気が無くなってしまった所で、午後2時納竿とした。 これだけエサ取りが沸いてくるという事はまだ海水温が高いのだろう。いつになったら昼メバル釣りに春が来るのだろう? 最後に帰り支度していた時、地元の方が、メバルは夜に良型が釣れているそうな・・・信じるも信じないもあなた次第です。

なかむら てるお

…ご寄稿ありがとうございました。 メバルのシーズンに入りましたが、最近は全国どこでも釣果は厳しいですね。 今年こそは!と思いまた出かけて良い釣果報告期待しております。 皆様も良い釣りを!(開発部 高木)