東北みちのく鮎紀行2016総集編 =今年を振り返り来シーズンも期待出来る河川= | (株)宇崎日新(NISSIN)| 磯・船・渓流などの釣り竿の製造販売

東北みちのく鮎紀行2016総集編 =今年を振り返り来シーズンも期待出来る河川=

2016/11/02 カテゴリ: 淡水釣行記

鮎釣りが大好き、山形県にお住まいで東北地方を中心に精力的に活動、そして釣行されており、当社T&Aの高橋宣之様より、テーマは=今年を振り返り来シーズンも期待出来る河川=とし、2016年鮎釣りを振り返ってのご寄稿レポートを頂いております。…是非ご参照下さい。

今年使用したアイテム

 竿:トップギガX4 早瀬 8.5m 早瀬抜き 8m、8.5m

   バット部と各節に4軸カーボンを採用、ブレ収束、振動減衰に優れ、曲げ、潰れ

   に強い。安心して一歩踏み出せる仕様になっていました。

糸:ザイトメルファ複合 0.04, フジノ楽鮎0.09 共に単線でなく、擦れに強く下糸

   を使用せず0.2のナイロン網付けし、そこにハナカン廻り糸を無精結びしたワン

   ピース方式。

サカサハリ:マルトエンゼルグース一皮サカサ1,2号

ハリ:オーナーキメラ6.5を基本にクサビxsp6.5,7.0号

こんにちはT&Aの高橋宣之です。今年の鮎シーズンは渇水に始まり、遡上が心配されましたが遡上サイクルと温暖化の影響か早期に遡上が確認され、釣り人、関係者を安心させました。ところが6月1日の解禁を迎えるとチビ鮎ばかりで栃木の那珂川では一番人気の黒羽地区では当てが外れた釣り人が必死になって情報収集と釣り場探しに右往左往していました。

逆に放流河川の鬼怒川では3日解禁でしたが上手く放流箇所に入った方は束釣りを堪能しました。遡上河川は上流、放流河川は動かず放流場所付近といった傾向が見えました。

最上小国川でも解禁時大渇水でしたが、すぐに大雨が降り逆にシーズン早々釣りにならない日が続きました。

今夏は後半台風が相次いで来襲し、放流河川では尻つぼみに終盤を迎えましたが天然河川は後半、豊漁が続いて鮎師達は嬉しい限りでした。その中で今年絶好調で来年も期待できる放流河川と天然河川を紹介します。

会津の赤べコならぬ「べコ鮎」が楽しめた放流河川。会津大川(会津若松地区)

釣り雑誌「釣り人」7月号に掲載された会津大川(阿賀川)はダムが出来る前は遥か新潟の日本海から遡上があり芦ノ牧温泉には「殿様簗」があった天然河川でしたが上下にダムが数多く出来て現在は放流河川となっています。

昨年はシーズン通して出水が無く大型の鮎が竿を絞ってくれました。今年から

代表理事組合長になられた堀内光夫さんは自ら大の鮎釣りファンで最初に実践したのは永年友釣り専用区の設置です。高田橋から本郷鉄橋までを網禁止にし、友釣りファンに解放しました。昨年も実施していましたが徹底した川鵜対策も組合員の協力でライン張り、放流後は交代で早朝からロケット花火を鳴らして追い散らしました。

近くには川鵜の営巣地の猪苗代湖があり、数百羽が飛来しますが組合員の皆様の協力で被害を最小限に食い止めています。昨シーズンは5km位の釣り場に1,700kgの放流でしたが今シーズンは追加放流も随時し、2,500kgの放流をしました。釣り人の意見も良く聞いてくれて来シーズンは合計3,000kg位まで増やしたいと考えておられる様です。放流鮎は宮城「鮎工房」産に統一しており、追いも良く目印を飛ばしてくれます。6月24日に試し釣りがあり、呼んでいただきました。まだ解禁前という事もあり、ラインが張ってない場所で川鵜が良く入る所でしたが10時30分12時までの1時間半で正味釣り時間1時間10分、釣果は24尾、

当たりは強烈で1619cmの良型が釣れました。

雑誌で紹介されたせいか解禁には動きが取れない位の賑わいでした。70尾以上釣られた方も多くいて皆さん喜んでいました。当初の放流は1,500kg位で随時追加放流し何時訪れてもいらした釣り人を満足させるとの思いが見て取れる河川でした。

只、欠点は上流にダムが有り大雨が降るとダム放水が止むまで釣りにならない事です。今シーズンも後半の大鮎の時期、迷走台風10号が上流に大雨を降らし、

遂に大鮎の姿は見られませんでした。まだ、最終の集計は出ていませんが遊漁券売り上げも前年比50%位の増は硬いらしく堀内組合長さんの頭の中には次の施策が浮かんでる様で来シーズンも楽しみな河川です。

釣り場の中には日帰り温泉「湯陶里」があり疲れた体を癒してくれますし、上流には芦ノ牧温泉もありますのでゆったり泊まりながら竿を出すのも良いと思います。

日釣券2,200円 年券9,000円

遊漁券、オトリ販売:会津非出資漁業組合

(会津若松市北会津町三本松字中大川向27)

TEL0242-56-4388

天然アユのたまらない引きが魅力の真室川(まむろかわ)

日本三大急流の山形最上川には多くの支流がありますが、大きな支流は上流から「寒河江川」「最上小国川」「鮭川」があります。春にはサクラマス、秋には鮭が、そして初夏には天然アユが大量に遡上します。中でも鮭川は秋田県境からの塩根川(真室川)、神室ダムから流れる金山川が真室川町で合流し真室川となり、石名坂頭首工下で高坂ダムからの大沢川(鮭川)が入り鮭川と名前が統一されて最上川に合流します。

遡上期に石名坂の頭首工を開放するので真室川には大量の天然鮎が上ります。

今シーズンは遡上時期が早く、上流部まで上りましたので山形県の河川は上流部が釣れました。7月1日の解禁は日本海の近くの温海川で迎えました。今年発売になったトップギガX4早瀬抜き8mを試すには丁度いい河川だったからです。

思った通り気持ちの良い曲がりと復元力が伝わってくる、感度の良い竿に仕上がっていました。解禁時に真室川では18cmクラスが束釣りだったとの話が聞こえて来て、

10日過ぎに行ってみました。

真室川町に掛かる新橋から川を見たらウジャウジャ!それから真室川通いが始まりました。真室川病院裏では8月後半から9月にかけて23cmクラスが竿を撓らせました。時には27クラスも出ましたが尺物は見ることはありませんでした。熱心な監視活動をされている佐藤修市さんは地元釣りクラブの副会長もされ、自ら釣りが大好きな方で気楽に釣り場を教えてくれますのでお会いしたら聞いてみてください。

有名な最上小国川の陰に隠れて釣り人も多くなく、小国川より下流部にある最上川の支流ですので遡上量は各支流の中でも一番多い感じです。来シーズンも天然物の強烈な当たりが釣り人を魅了する筈です。

今シーズンの放流量 鮭川516kg 真室川490kg 金山川224kg 

日券1,600円 年券8,000円(今シーズン)

 

管轄:最上漁業協同組合

山形県最上郡真室川町大字新町字天神460

        TEL0233-62-2078

 遊漁券はコンビニ等で販売しています。オトリは真室川町の中の近岡商店他で扱っています。山形県では県外河川からのオトリを持ち込み禁止にしていますので各地区で購入され、楽しく遊びましょう!。

      近岡商店:0233-62-2348

注意:大沢川(鮭川)は高坂ダムの定時放水で増水しますので、川渡やオトリ缶には

    十分注意して下さい。

近くの温泉:新真室川温泉「関沢荘」、まむろ川温泉「梅里苑」

  

アドバイザー たかはし のぶゆき

…ご寄稿ありがとうございました。

2017年に向けて待ち遠しい鮎レポートありがとうございます。皆様も東北ではレポートを参考に愉しい鮎釣りを楽しめるように願っております。良い釣りを!(開発部 高木)