磯釣釣行記「長崎県上五島で50upの尾長グレ」 | (株)宇崎日新(NISSIN)| 磯・船・渓流などの釣り竿の製造販売

磯釣釣行記「長崎県上五島で50upの尾長グレ」

2012/06/14 カテゴリ: 磯釣釣行記

今回も大物狙い、五島列島、上五島へ遠征でのデカバン狙い!!精力的に釣りに行っておられます白澤テスターより、釣行レポートが届いております。白澤テスターの弾のロッドについての紹介など、詳しくレポートに書いておられますので是非ご参考下さい。


釣行日:平成24年5月22日

場所:長崎県上五島 白瀬灯台 小白瀬ハナレ

渡船:浜本フィッシングセンター TEL:0950-27-1032

対象魚:メジナ 天候/波/潮:-/-/-

釣果:尾長メジナ44cm1尾 クチブトメジナ37cm40cm 2尾

タックル:(ロッド)ゼロサム磯 弾IM V2 1.75号500 2号500

(リール)レバー付き 3000番(ライン)ハードコア磯2.5号~4号(ハリス)パワーカーボン2.5号~4号(ハリ)-(ウキ)タイドマスター流巧M/00 流攻M/0(エサ)-




釣行記:以前から上礁を計画していた上五島の白瀬灯台、ここはミニ男女群島といわれるほどデカバン尾長の実績も高く、それでいてすこぶるスレッカラシで天才尾長が多い、難攻不落のイメージが定着していたフィールド、男女群島は何度も訪れましたが、ここ白瀬灯台は一度でいいから竿を出してみたい、憧れのフィールドに釣友4名で初めて乗ることができました。

渡船基地は平戸の西浜で、カッ飛びの新造船のエスペランサはまりょう丸で、行程約1時間15分で白瀬灯台へと到着します。渡船は阿値賀島を抜けて黒母瀬、倉島、そして名礁の帆揚瀬などのどれもヨダレが出そうな瀬が目白押しです。前日から通過した低気圧の影響で、五分五分の確率を予想していましたが運良く渡礁することができました。心配なのは他の渡船が既に上礁しているかどうか、ここはポイントも少なく一艘でも先に入っていれば引き返すしかありません。

この最悪の予想に反して、我々だけの貸し切り、一級磯の小白瀬のトーフへ2名、そして私は小白瀬の南西ハナレへと17時頃に渡礁しました。



まずは夕マズメの一発狙いで、白瀬灯台の尾長に敬意を表して、弾v2 2号-500にライン4号、ハリスも4号の仕掛けでスタートです。

明るいうちに根や足場、そして取り込みのベストポジションを確認、南西向きに伸びる根の際へと仕掛けを投入、なんと一発目から40cm近いクチブトちゃんのご挨拶、その後はイズスミ、そしてサンノジがヒットして夕マズメ終了となりました。

夜釣りは赤ジャコの入れ食いに時折30cm級のイサキが散発でヒットする程度、潮は全く動かない状況のまま夜明けを迎えました。


夜明け頃に南から小白瀬本島にぶつけた上げ潮がゆっくりと本島の4番へと流れていきます。


これはチャンス!明るくなって、この潮さえ効いていればなんとかなると思っていると、イズスミが水面までエサをもじりに来る活性、しかし沈めた仕掛けにはほとんどアタックせずエサは冷たい、これは間違いなく、この時期だけに起こるサーモクラインです。水温が急上昇する時は、上潮が速いため、底潮は上げきらずに冷たい潮が残る現象ですが、低水温に強い大型の魚だけはこのサーモクラインの下層入っていけるので、良型だけを拾って釣ることができる私にとっては好きな潮の一つです。

ラインが太いと微妙に潮の抵抗を受けるのと、太ハリスだと食いが極端に落ちると船長から聞いていたので、ラインとハリスを2.5号にしてデカバン尾長とやり合える限界の太さに設定し、00ウキにG6で浮力を殺して、オキアミと同じスピードで沈下させ、アタリがあるまで水深30mを魚のアタリが出るまで仕掛けをどこまでも入れていきます。。

この釣りは、絶対にサシエが付いてること(確認作業)、そしてオキアミがフラフラと舞うように演出するため、ハリを小バリの中軸に、小さいオキアミを丁寧刺すこと、さらに沖で同調させるためにコマセは足下から絶え間なく入れておくことがキモとなります。この方法でじっくりと仕掛けを入れると、わずかなラインの張りの後、ゆっくりとラインが出ていきました。合わせ!!と同時に一気に突っ込みを見せます。際で何度も締め込みながら、尾長グレであることを確信!そして浮いてきたのは良型の尾長ちゃん



こいつは52cmのサイズでした。狙いはロクマルですが、久々の尾長はやっぱりいいもんです↑

殆どラインを出さずに、根へのコンタクトだけを考えてロッドの角度を考慮しましたが、ハリスをいたわりながら勝手に魚が浮いてくる弾V2 2号500は尾長を釣るには最高の調子ですね。



同じような仕掛けの入れ方で今度は43cm、42cmのメタボイサキ。



そして潮がいっそう速くなりだした、まさにその時です。対岸の際水深約15mくらいまで入れた仕掛けに今度はバチバチバチン、スプールを弾いていくデカバン尾長特有の力強いアタリ!、ガチンと合わせて一気に寄せるとかなりの重量感、イズスミやサンノジのように品のないな首振りもなく、寄せる重量感から間違いなく55cmの尾長を確信しましたが、際の突っ込みが心なしかあっさりしている。そして上がってきたのは、なんとマダイの64cmでした。(残念)。


その後イサキを追加してストップフィッシングとなりましたが、私の大好きなサーモクラインの潮に魚が喰うタナまでとことん沈める繊細な釣りでなんとか釣果を上げることができました。いやあ、白瀬の尾長はなかなか手強いです。次回こそはロクマルと対峙させて頂きたいですね。


さて、今回はゼロサム弾V2の2号50をメインに、1.75号50を持ち込みましたが、この二つのロッドは、スレッカラシの尾長が多くなった最近の離島遠征では最も使用頻度の高い号数になっています。



今回は2号のロッドで50オーバーの尾長に良型のマダイ、これらの魚を2.5号のハリスで全くラインを出さないで、竿の角度だけを保ちながらやりとりしましたが、細いハリスをいたわり、そしてグイグイと起重機のように浮かすリフティングパワーは秀逸の調子に仕上がっています。上級者には十分な満足感を与え、そして大型尾長の取り込み経験の少ない方には、ある意味竿に任せてやりとりすれば、きっとトロフィーサイズを手にできるロッドですね。

今回も、素晴らしいフィールド、素晴らしい釣友と豊饒の海に感謝です。


テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございます。好釣果だったようですね~、夢のフィールドでのさらなるデカバン狙い。これからも楽しみにしています。皆様も良い釣りを!(開発部 T)