ジギング「外房大原で青物狙い」 | (株)宇崎日新(NISSIN)| 磯・船・渓流などの釣り竿の製造販売 アレス(ARES)| エギング・アジング・ジギング ルアーロッドの製造・販売

ジギング「外房大原で青物狙い」

2012/01/17 カテゴリ: CURTISジギング釣行記

今回はジギング!多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられます白澤テスターより、釣行レポートが届いております。カーティスシリーズのジギングロッド、シルバーバックのインプレも入っておりましたので、是非ご参考下さい。


釣行日:平成24年1月7日

場所:外房大原

釣果:ワラサ 2.63kg 3本

タックル:(ロッド)カーティス Silver Back S506MH

(リール)ソルティガ4500(ライン)X-WIRE 3号(リーダー)パワーカーボン12号MID改良で結節(ルアー)アイルメタルCS、TB110 アイルフラッシュ150g


釣行記:今年の初釣りは、外房エリアでは自宅から最も近い大原へと、オフショアのジギングへと行ってきました。ここ大原は、キャスティングゲームによるヒラマサ狙いの草分け的な存在で、世界記録の49.5kgという超ド級のヒラマサも仕留められているエリアです。自宅の近くにこんな大物が狙えるエリアがあるのも魅力的で、今年はトップゲームで狙うヒラマサを本格的にやり込もうと思っています。

正月明けからワラサが回遊しているということで、乗り合い船はすでに空スペースがないほどのアングラーです。

使用するロッドは、新しく新調したカーティスのSilver Back S506MHです。このロッドは近海ジギング用に昨年リリースされMHパワーではPEライン4号までの強度を持っていますので、メータークラスのヒラマサがヒットしても十分取り込める実力のロッドです。

この日の大原沖は北風が10m以上吹いてコンディションが悪いだけでなく、私のポジションがミヨシのすぐ左下なので、バウからの風が半端なく冷たく、移動するたびにシブキを被りました。船長の指示は水深50m付近、150gのジグをアンダーハンドで前にキャストして、着底させます。そして、ハイピッチのショートジャークで底から20mまで探って再びフォールします。最初のヒットは右舷胴で上がってきたのは3kg近いワラサ、そして今度は私にヒット!ロッドの粘り腰を確かめながら楽々と取り込み、そして一気にゴボウ抜きしたのは3kgクラスのワラサでした。

最初は、散発のヒットでしたが、最後の流しでは船内がフィーバーとなり、一次は入れ掛かり状態、私は3本のワラサをキャッチし、初釣りは無事終了することができました。

さて、初めて使ったSilver Backの使用した感想ですが、全身Xカーボンで締め上げられた肉厚細身のブランクスはティップからベリーにかけてのしなやかさは、ジグのテンションを感じやすく、それでいて潮流が速くてもジグに好アクションを与えることができます。

常にジグのテンションを感じることができるしなやかさは、アングラーの疲れを軽減させますね。また、PEラインが当たり前のこの釣りでは、もちろんKガイド装着です。

さらに、バットは強烈な腰を持ち、一発でフッキングさせる貫通力だけでなく、この3kgクラスだとバットが曲げ込まないくらいの張りの強さで、このロッドでのターゲットはさらに大物です。当日は3kgクラスならハングオフ状態で抜くことができました。そして、ジギングロッドで最も重要なファクターの軽さは特筆モノで、他メーカーの同じ強度スペックのロッドと比べても格段に軽いと感じるのは自重だけでなく、リールとのバランスが絶妙だということです。

新しいコンセプトのジギングロッドSilver Backで今年はドカンと一生の想い出に残る一本を仕留めたいですね。


テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございます。皆様も心に残る1本が今シーズンに獲れますよう願っております。良い釣りを!(開発部 T)