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磯釣釣行記「外房アシカ島で息子とのメジナ狙い」

2012/01/09 カテゴリ: 磯釣釣行記

今回は磯!!多彩な釣り物を狙い精力的に釣りに行っておられます白澤テスターより、釣行レポートが届いております。是非ご参考下さい。


釣行日:平成23年12月17日

場所:千葉県 外房 鴨川アシカ島

釣果:口太グレ29,38cm2 尾 尾長グレ31cm 1尾 カワハギ&ウマヅラハギ 16-30cm 10尾

タックル:(ロッド)ゼロサム磯 弾IM V2 1.75号500 イングラムISO IM 1号500

(リール)テクニウム2500/セルテート2500(ライン)ハードコア磯1.75号2号(ハリス)フロロ1.75号2号(ウキ)タイドマスター流巧ML~L/00~-G8g


釣行記:今週は久しぶりにフカセ釣りをしたいという息子を連れて前回に引き続き鴨川のアシカ島へ連続釣行してきました。今回の状況ですが、北西風は強いですが海はナギです。この島は北向きにグレのボイントが集中しているので、風が強く、ナギでサラシが出ていないのは最悪のコンディション。超遠投が可能なように専用の配合エサをコマセに使用して実釣開始です!さて、当日に使用したタックルですが、私は弾V2の1.75-500、息子はイングラムISO IMの1-500です。イングラムの1号は、名礁アシカ島ではややライトタックルですが、引きを存分に味わいたいとの希望からこのロッドを選択です。

まずは第一投。すると、なんとチョウチョウウオにウマズラ、フグの大群、しかも足の速い小ッ葉グレが水面までコマセをねらってもじりまでしています。足下に大量のコマセで釘付けにして沖のコマセが効いていないポイントへ仕掛けを投入しても秒殺。とにかく、何か変化を待つしかない状況です。この間に、お土産用のカワハギを裏のイシダイポイントで狙うことに、特性のワイヤーで作ったカワハギ仕掛けを底へ沈めると5連発で手のヒラ級のイシガキ、その後に30cm近いものも含めて10枚のカワハギちゃんをゲットしました。まるで島全体が水族館になっているような活性の高さ!

船長からの話では、前日は10時頃から潮が速くなった僅かな時合いで尾長の38cmが仕留められているということだったので、いよいよプライムタイム突入かということで9時頃から俄然気合いが入ります。一度、ポイントを休ませて10時頃にエサが2回程返ってきました。またコマセに群がるエサ取りも少なくなってきているようで、いよいよ時合いです。キワで釣っていた息子にウキがスローで沈む明確なアタリ、合わせると一気に手前のオーバーハングへと入っていきます。ここのメジナはいつもこのオーバーハングに逃げようとするので、V字に切れ込んだ一カ所でロッドをためないとブレイクします。なんとか交わして上がってきたのは、クチブトメジナの38cmで、この状況では良型ともいえるサイズでした。この後は、30cmの尾長メジナを追加してタイムアップ。私は小っ葉だけの釣果となり、息子に完敗の一日となりました。それにしてもエサ取りが多すぎて厳しかったですが、高水温での磯釣りを楽しむことができました。

イングラム1-500は、2年前に西伊豆の磯で息子がマダイの70cm級を仕留めているロッドですので、安心してメジナと渡り合ってました。特に磯際へと突っ込む時のロッドの曲がりは抜群に綺麗な弧を描き、見ていて気持ちいいですね。それだけでなく、ミドルクラスと言えるロッドなのに、チタンIMガイドが装着されていて、素晴らしいコスパだと思います。

さて、鴨川を含む外房一帯の今年の寒グレシーズンですが、12月後半に入って富浦から野島崎にかけての南房では16℃台、鴨川から小湊にかけてが18℃台となっています。黒潮が近いので水温の変動が激しいのではないかと思われます。16℃台まで低下したあたりから一気に食いが上向くと予想されますよ。


テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございました。皆様も良い釣りを!!(開発部 T)