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磯釣釣行記「南伊豆 妻良 弾V2でグレ快釣!!」

2011/12/12 カテゴリ: 磯釣釣行記

引き続き磯!!今度はゼロサム磯 弾IM V2を使用しての釣行レポートが白澤テスターより届いております。是非ご参考下さい。


釣行日:平成23年12月3日

場所:南伊豆 妻良 ダイス 渡船:市丸渡船 0558-67-0813

対象魚:グレ 釣果:口太グレ2844cm約40尾 尾長グレ37cm2尾 他、カワハギ、イサキ、ブダイ クラブメンバー6名の釣果

タックル:(ロッド)ゼロサム磯 弾IM V2 1.75号500

(リール)BBXテクニウム2500(ライン)ハードコア磯1.75号2号(ハリス)パワーカーボン1.75号2号(ウキ)タイドマスター流巧M/00


釣行記:所属クラブのメンバーなど6名で南伊豆の妻良へと、メジナ狙いで釣行してきました。

当日は沖合で竜巻のように巻き上げる北東の強風に加えて、雨と最悪のコンディションです。もちろん南伊豆の殆どは船止め状態ですが、この妻良では峻険な断崖が北東風を遮ってくれるので、海上は比較的穏やかです。また、断崖からの崩れが海中で大きなゴロタ石や根となり、伊豆半島では50cmオーバーのクチブトが狙って釣れる、いわば大物狙いができる数少ないフィールドでもあります。主名ポイントは、フコウ、サメノリ、サントウ、道行、ダイスなど好ポイントが目白押しです。

メンバーとともに渡礁したのは、入間に近い鷹巣崎の麓にあるダイスという磯で、沖側一帯は根が多く点在して、難易度の高い釣り場です。

若い会長の中田君は、最も難易度の高い、険しい根と根に挟まれた深い溝から出る良型メジナを、ゼロサム弾の尾長type1にハリス3号という超強気なタックルセッティング、私はゼロサム弾v2 1.75号-50にハリス2号のセッティング、どちらも根から一気に切り離すことを目的にしたロッドチョイスです。

中田君の攻め方が圧巻で、僅かな根の切れ目でヒットさせ、根の間を疾走する40cmクラスのメジナをゼロサム弾尾長typeで一気に寄せて有無を言わさずブリ抜き、こんな剛気な釣りを見ると嬉しくなってきますね。彼はこの釣り方で5連発でヒットさせて、それでもキャッチしたのは2枚だけですから、ここのメジナにも驚きです。そして6発目のヒットはビビリました。尾長type1を根元からブチ曲げ、締めたドラグからラインがジー!傍目にも凄い魚でしたが、残念ながら根の下へと去っていきました。

右角のポイントへ入った友人は、良型の尾長をヒットさせて気を吐いてます。

私は、裏側のポイントでうっすらと見えるゴロタを丹念に狙いますが、メジナを襲いにくるサメを見て、表の釣り座へと移動しました。しかし今度はエサ取りのお祭り状態で、スズメダイにカワハギが跳梁跋扈しています。風が収まりかけた10時頃からはわずかに上り潮が差し込み、払い出しでゆっくりと出るハケと上り潮の合流点に的を絞って、コマセは足下から、仕掛けは沖合へと投入、ゆっくりと同調させていきますと、わずかにラインが張るアタリで取り込んだのは足裏サイズのメジナ、ここから連発モードの開始で脂が乗りきった美味しそうなイサキにメジナが次から次へとヒットとなりました。

さて、今回初めて使用した弾V21.75号-50ですが、前回のマイナーチェンジと思いきや、かなりの改良点がありました。まず、尻栓ですが旧ゼロサム弾から大幅に改良されておりましたし、またリールシートの位置が2cm前に配置されたことで、バランス的に持ち重り軽減の効果+大物の突っ込みにも腰だめしてやりとりもしやすくなっています。さらにV2から新しく採用されたタフトップ穂先ですが、柔らかすぎない絶妙のソフトさで、ウキの投入コントロール性を高める効果の他に、ウキを沈めてラインや穂先でアタリを聴くような釣りではメジナの食い込みを妨げないばかりか、感度の点でも抜群の効果が出ていますね。

当日はメンバーに、少しだけロッドをレンタルしましたが、あまりの使い心地の良さにで、即買いを決めるほどのお気に入りでした。

これから、いよいよ寒グレシーズンへと突入です。新しく発売されたゼロサム磯弾IM V2シリーズとともに、良い釣りをしたいものです。ホームページをご覧の皆様も良い釣りを祈っています。


テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございます。これからの本格的なシーズン、願わくは弾V2で!?皆様も心に残る1本が獲れますよう願っております。良い釣りを!(開発部 T)