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兵庫県家島諸島でのチヌ釣り

2011/06/01 カテゴリ: 磯釣釣行記

兵庫県姫路市在住でトーナメントなどで幅広く活動。当社をご応援、アドバイス頂いております丸井和弘氏より家島にてチヌ釣り釣行のレポートが届いております…是非ご参照下さい。


釣行日:平成23年5月15日

釣行場所:兵庫県家島諸島(太島)

対象魚:チヌ

タックル:(竿)イングラムチヌIM 1号530

(リール)シマノBB-X HF3000(ライン)YGK TUG磯1.5号(ハリス)YGK GP-21 1.2号(ハリ)オーナー遠投ハヤテ78号(エサ)配合エサ:チヌパワームギ、瀬戸内チヌ、白チヌ、各1袋 スーパーハードチヌ  くわせ練りえさ


釣行記:5月15日に家島諸島で行なわれた兵庫県民釣り大会に、私達クラブのメンバーは対象魚をチヌに絞り、参加してきました。家島諸島は兵庫県姫路市南部の瀬戸内海に位置する諸島で、チヌの魚影は濃く、各メーカのチヌ釣り全国大会のフィールドとしても使われています。当日は天気も良く、風も無く絶好の釣り日和でした。

薄暗い中、出船。抽選の結果、三番目に降りる私は、太島の中バエという磯に二人で上がりしました。

この磯は良く釣れるポイントが一箇所しかなく、その場所に入れるかで大きく釣果に左右するのであるが、じゃんけんの結果……(泣く)。私の入るポイントは、ガラ藻が水面まであちこちと伸びていて釣りになりそうもない。しかたなく、通常は釣り座では無い位置から竿を出すことにしました。ここは正面の10m沖に7×15mくらいの四角い沈み根が有り、一部が水面に出ていてガラ藻も有り、チヌを掛けても取り込みが困難な場所。できるだけ沈み根より沖でチヌを掛けたいので、遠投して釣り始めるも、2時間程はフグの猛攻に苦戦する。フグ対策にハリをワンランク上げて大きいサシエを付け、潮も動き始めたので、更に集中力を高めて釣りをする。ラインを張って、イングラムチヌの穂先に軽くテンションをかけ、ゆっくりとウキを沈めて4ヒロから探って行くと、穂先にコツンときた後にひったくるアタリが出たので、素早く合わせるとグン、グン、グンとした強い引きが。 しかし、ラインは沈み根ギリギリ。 ロッドで魚のパワーを受け止めて、ガラ藻や沈み根にラインブレイクしないように、ゆっくりと寄せては走らせての連続で、徐々に浮かせ、沈み根の上をくぐらせて無事にタモに収めたのは42cmの乗っこみチヌ!チヌのやり取りに、こんなに悪戦苦闘したのは始めてだ! その後も4匹のチヌを掛けて、同型サイズを同様なやり取りで二匹取り込んだが、後の二匹の大型チヌ?は、やり取りの最中に海に帰っていただきました。(^_^;)そして、12時に納竿とした。

港に帰って検量します。大会ルールは一匹の長寸を競うものであり、51cmのチヌを釣ったクラブのメンバーが1位となり、私は番外でした。しかし、私が釣った場所を知ったクラブのメンバー達は、3匹もチヌを取り込んだことにビックリ! 「さすが、イングラムチヌの竿やな」と私でなく、竿を褒めたたえていた。(笑)

この日は、クラブのメンバーがマダイの3550cmを7匹も釣っており、これからの家島諸島周辺一帯は、乗っこみチヌの本番で、二桁釣果も期待できるので面白いと思います。是非ともチャレンジしてください。


アドバイザーまるいかずひろ

…ご寄稿ありがとうございました。家島の釣りはまだまだ愉しめそうですね。皆様も良い釣りを!(開発部 T)