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「西伊豆で良型グレ快釣!」

2011/03/03 カテゴリ: 磯釣釣行記

白澤テスターより、西伊豆で産卵期喰い渋りのでしたが快釣しましたとの釣行レポートが届いております。是非ご参考下さい。


釣行日:平成23年2月26日

場所:西伊豆 田子

対象魚:グレ 渡船:叶屋磯釣り案内所 TEL:0558530733

タックル:(ロッド)ゼロサム磯 弾IM 1.25号-500

(リール)BBXテクニウム2500(ウキ)タイドマスター流巧M/00(ライン/ハリス)ハードコア磯1.75号/パワーカーボン1.25号1.5号


釣行記:昨年末から西伊豆各所でグレの喰いが活発です。

今回訪れたのは、田子という場所で、この付近ではめずらしく、港を出て沖に群礁がありますが、冬の季節風で渡礁機会が少ない上、浅い場所から深い場所まで、豊富な岩礁帯に囲まれた地形はグレのストック量も地区随一で、なおかつ型も揃う一級スポットです。

渡礁した場所は、指を三本立てたような地形から名付けられた名礁「三本島」です。

私たちのメンバー3名の他に渡礁した名古屋から来た釣り師の方に、本命ポイントのオモテを譲り、船付き場から釣りをスタートしました。

ロッドはもはや愛竿となったゼロサム弾IM1.25-500にLBリール、ラインは1.75号にハリスは1.5号、ウキは00タイプにG6号を付けて、オキアミと同じスピードで沈下するように浮力設定しました。

メンバーはゼロサム競技タイプを使用し、開始早々から30cm級のグレが次々とヒットし、グレは抱卵でお腹がパンパン状態です。

食いがかなり渋くなり、潮が当ててくるようになったので、産卵時期は、潮の動きが静かなエリアと浅い場所でこそ大物がヒットする過去の経験から裏の浅場へとポイントを移動しました。この場所は水深8m前後の海底に大きなゴロタが転がっていて、この根の間へと軽い仕掛けを入れていきます。ハリは細軸の34号タイプを使用して、オキアミのムキ身を付けて、1時間以上集魚力の高いコマセを撒き続け、底まで入れた仕掛けをゆっくりと張ると、わずかにラインを引き込むアタリ!合わせると先ほどの場所より一回り大きいグレです。このリズムで今度は、沖に見える大きな根の際で底までプレゼンすると、わずかにラインが走るアタリ、合わせると重量感たっぷりの手応え、沈んでるゴロタの間でヒットした場合は、やはりロッドに仕事をしてもらう必要があります。一気に根から離して取り込んだのは44.8cmのこの日最大サイズのグレでした。釣友もゼロサム競技タイプで40cm級を手にして、終わってみればドンゴロスのチャックが閉まらないほどの水揚げとなりました。

翌日は、打って変わって下りの本流がガンガン流れる沖場のカドといわれる場所で本流釣りをしましたが、大きな根の向こう側で掛けた44cmのグレを取り込みました。この日は西風が正面から吹き付けてきたので早上がりとなりましたが、33cm44cmまでを4尾キャッチし、2日間の釣りを終えることができました。


さて、西伊豆ですが今期は絶好調で、これから産卵期を終えてからもサイズの良いグレが数釣れることでしょう。

愛竿ゼロサム弾IM1.25号50ですが、過酷な釣りに耐える堅牢さは特筆ものです。私はロッドは軽さだけでなく、持ち重り感、大物が掛かったときのパワー、仕掛けを狙った場所へ投入できるコントロール性などトータル的なバランスが必要だと思っています。ゼロサム弾IMシリーズはそんなバランスを備えている銘竿ですね。詳しくはハローフィッシング次月号を参考にしてください。


テスター しらさわまさき

…ご寄稿ありがとうございました。今期は西伊豆は好調との事でまだまだ楽しみ!皆様も良い釣りを!!(開発部 T)