三宅島情報「また出た63.4cm、相変わらず好調!」 | (株)宇崎日新(NISSIN)| 磯・船・渓流などの釣り竿の製造販売 アレス(ARES)| エギング・アジング・ジギング ルアーロッドの製造・販売

三宅島情報「また出た63.4cm、相変わらず好調!」

2009/07/13 カテゴリ: 磯釣釣行記

巨グレのメッカ三宅島にて近況のご紹介、またまた大型を捕獲!!とのレポートが「民宿夕景」の沖山氏より届いております。是非ご参照下さい。

釣行日:平成21年7月8日 渡船:三宅島住吉丸

釣行場所:三宅島三本岳 マカド根「先端」「テラス下」

釣果:尾長メジナ63.4cm、59.3cm、その他40cm台の尾長8尾

タックル:(竿)ゼロサム磯 尾長TYPE-500

(リール)SHIMANO BBXテクニウム5000(ライン)6号(ハリス)サンラインVハード10号(ハリ)がまかつ小磯15号(ウキ)天狗ウキ 36パイ3番 28パイ4番

釣行記:現在水温21度、潮は北西より流入し、相変わらず好調をキープしている三宅島。

例年ですと、既にシーズンオフとなり、ムロアジ、イスズミ、サメなどが入れ食いで全く釣りにならない時期である。

 この日も釣り開始当初「先端」に釣座を構えることとし、御蔵島に向かって流れる奔流釣り、あっという間にラインが引き出されていく。100メートル沖付近で45cmクラスが食うものの、足元で「待ってました」といわんばかりにサメが横取りしていく状況である。

これは想像どおりの展開。

すぐに磯際の棚の上に食い上がって来る尾長狙いに切り替える。

本流内では釣れてくる型が決まってしまうケースが多いような気がする。

何度も「先端」での本流釣りを経験しているが、最初から中型が連発するようだと最後まで中型というパターンに大体決まっている。

おかげですぐに見切りを付けることができた。

本流釣りで粘っても釣れてくるサイズはせいぜい50cm止まり、そしてサメとの格闘に時間を費やすことは目に見えている。

さて、磯際の状況、コマセに大量のイスズミが乱舞しているが、よく見るとデカい尾長が混じっているのが確認できた。動きもイスズミと明らかに異なっている。コマセの真ん中にイスズミが乱舞するすぐ後、流れの潮下の磯際30cm付近の棚の上でコマセを拾っている。これは比較的釣りやすいパターン。

即座にハリスを1m程度にカットし、コマセ投入→仕掛投入→追いコマセ投入といったスピーディーな作業を繰り返しながらデカい尾長の動きを観察する。

あとはタイミング次第である。

サラシなどで仕掛けが磯際から外れるとすぐにイスズミが食ってしまうため、仕掛投入のタイミングが難しい。

本来はサラシが弱いときに仕掛けを投入したいところだが、短い時合、そんな丁寧なことばかりもやっていられない。

道糸を引っ張ったりと多少強引に仕掛けを入れ、手数を増やすこともチャンスを広げる意味で必要である。

ぴったりと張り付いた仕掛には必ずと言ってよいほど尾長が食ってきたが、先ほど目視できたサイズにはほど遠い。

「終わりか?」「また出るか?」そうこうしているうちに若干本流が緩み、チョウチョウウオなども出始めた。

「やばいか?」と思った矢先、磯際の超浅棚にデカい尾長を発見。さらにハリスを詰め、コマセを投入、ハリスから着水させると同時に水面で食った。幸い磯際の棚の上のため、サメもそこまでは上がって来られず、タモ網にランディング。

これが59.3cm。

その後は潮が引いてサラシが大きくなり、必然的にサメとイスズミの猛攻となった。

「先端」はあきらめ、干潮時しか入ることができない「テラス下」に釣座を替えた私は、再度磯際での釣りを開始した。

沖では尾長が競っているものの、やはりサメとの格闘を懸念したからである。

やはりここでも、行う作業は全く同じ。

しかし「先端」よりも釣座が低いため、海中観察も仕掛のコントロールもしやすく、追い風である。

釣りやすいコンディションに恵まれたため、完全に型狙いの釣りに切り替える。

尾長が確認されるまでは、仕掛けは投入せず、ひたすら少しづつ、絶え間なくコマセを入れ続けるのだ。

「エビ根」では比較的この方法で大型を仕留めることに成功しているが、ここではどうだろう?

やはり釣りは潮次第、ここでも「先端」での釣り以上の超浅棚(磯際ハエ根の波打ち際)に60cmを超える尾長を発見。

一発で食わせることに成功した!!これが63.4cm。

食わせた場所は波打ち際で水深はおそらく50cm程度だったのではないだろうか?

これには、今季1番の大満足で心の中で「してやったり!」と思ってしまいました。

しかし、下からはサメが追いかけてきます。魚と一緒に逃げて逃げて道糸を手繰って上げました。

小磯15号の針は丸呑みされており、細ハリスであれば痛恨のバラシとなっていたと思います。

他の上物師も掛けてはバラシを繰り返していました。

やはり、離島で大物を狙うにはそれなりのタックルが必要です。

三宅島は水温が上昇し、ムロアジが出るまではまだしばらくデカい尾長が狙えます。

ぜひ、機会があればいらっしゃって下さいね!!

おきやまかつひこ

…いつも情報ありがとうございます。またまた圧巻の60up!ここにきても好調の三宅島…さらなる大型が今シーズンでまだ出るのか!?楽しみですね。

「民宿夕景」のホームページには羨ましいばかりの釣果と民宿、渡船の紹介、釣況などなど…三宅島の情報が豊富に掲載!下記が、HPアドレスとなっておりますので、是非ご参考下さい。

HPアドレス…http://www.yu-kei.com/皆様も良い釣りを!