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納竿釣行 in 日間賀島西港

2009/12/29 カテゴリ: 波止釣/その他釣行記

中村輝夫氏よりロングレンジメバル輝110を使用しての納竿釣行レポート、届いております。是非ご参照下さい。

釣行記:今年も後少し、一年と言うのは本当に早いものですね。残すところ数日となった12月24日この日はクリスマスイブです。もう関係ない歳ですけど。

さて、今年の竿収めになるかもしれないと思い、風があろうが無かろうが、日間賀島西港に釣行してみました。もちろん狙いは20cmオーバーのメバルです。それも日が昇ってからの(昼メバル狙い)で挑戦してみたいんです。みなさんご存じの通りメバルは朝マズ目、夕マズ目、または夜釣で狙う釣り人が多いと思います。日中はどうしても数、型が落ちるから敬遠するのか、はたまた「日中にメバルは釣れない」とお思いの釣り人は多いようですね。しかしそこは釣り場やタックルを工夫すれば良型のメバルをゲット出来るのです。これ本当ですよ。

12月24日午前5時30分自宅を出て、途中エサ店にてモエビを1パイ購入してから師崎駐車場へと向かいます。そして師崎港の定期船(高速船)を利用するのですが現在は1番船ではなく臨時船となっているので出船しない日もあるから注意しましょう。本日は出船するので午前6時40分頃に臨時船は出船したんです。

さて本日の潮回りと言いますと、大潮前の中潮2日目、満潮午前4時56分、到着するころはすでに朝マズ目は終わっている事でしょう。仕方ないですね。船は篠島を経由して目指す日間賀島西港には午前7時を回っています。師崎港で少し吹いていた風もここ、西港の堤防に立つと、強風になっているんですよ。それほど、まともに北西の風(季節風)が当たるということです。そのせいか、今日の西港の堤防には赤堤に2名いるだけでした。旧堤(チビ堤)には誰もいません。それもそのはずです、この風にこの潮の速さではメバルは食わないだろう誰しも思うはずです。で、私も今回は、先端を諦め、少しでも潮が緩んでいるポイントを本日の釣り座としました。

さて、タックル準備にはいりましょう。竿は「日新メバル輝11m」メバル釣り専用に出来た竿で先調子に仕上がっているから小さなアタリまで見逃さないのが特徴。78mのメバル竿が11mになったと思ってください。道糸はサンライントルネードVハード1.5号、仕掛けは ささめ針の長竿メバル8号(ハリス0.6号)をチョイスしました。その下にはオモリ2号をセットして、さぁ本日1投目を沖目イッパイに振り込みます。が・・・風が邪魔をして投入しずらく、それに西港は起伏に富んでいるので、89mアタリは根掛りが多いので注意なんです。底の起伏を道糸で読みながら潮に流して行くんですが、そんな時小さな窪みにオモリが入ったら少し様子を見るのもいいでしょう。

さて、すぐに釣れるだろうと思っての第1投目、潮の流れが速い速い、それでも誘いを入れながら根に掛から無い様、流すんですね。されどアタリもないまま30分が経過します。そのつど仕掛けを回収してもモエビは元気そのものでエサ取りもいないんです。ポイント選定を間違えたのかなぁ?

出来ることはすべてしたんですが1回のアタリもないまま、午前9時30分。日間賀島西港干潮近くなった時、なんとここで初アタリが出たんですよ。竿先に「ツン」ここで次に出るアタリを待っていると、なんとククーッと本アタリが出て、竿先が海中へ突き刺さったんです。このアタリは良型のメバルらしく強い引きこみで竿を曲げてくれるから長竿は楽しい。だが、良型と、思ってたのが、なんと、15cm程のトリプルヒットなんです。メバルはここにいる。と、ここで確信しましたね。エサも素早く付けて再度投入しました。すると、またしてもアタリ、仕掛けが沈まないので、喰い上げ状態です海面を割ったのは同サイズのダブルヒット。完全にメバルは浮いていると実感しましたね。波の間に見える魚の姿はメバルらしく。何かのスイッチが入ったのか、入れ食いモードに突入したんです。これで風さえなければ手返しももっとスムーズにいけるのにとても残念です。次の仕掛けをあげたときも一番上の針に掛っていました。

そしてまたアタリが・・・本アタリを待ってからゆっくり竿を立てるとこれには良型メバルがヒット。23と今日一番です。因みにこれも一番上の針でした。この層を崩さずに上にいる良型メバルだけをゲットしたいんですが風が・・・悔しい。悔しい。

でも30分ほど続いた時合いも潮止まりと共に終了したのでしょう、あんなにあったアタリがピタリと止まったんです。上層には無数のメバルの姿が沖の方まで見えるのに見向きもしないんですよ。

またジアイが来ることを信じて早めの昼食を済ませました。午後1時30分を回った頃、なんと西風が一段と強くなってきたからさぁ大変です。11mの竿を持つのも限界の強さになって来ました。満潮まぎわの時合いを期待していただけに落ち込みますが負けじとエサを付けて釣り開始とします。潮も徐々に高くなってきた午後2時過ぎ待ちに待ったアタリが出たんですね、竿先が風で揺れる中、アタリと区別できる大きなアタリで竿先が一気に海中に絞りこまれました。ゆっくり竿を立てますが、普段より数倍の力が入ります。ところがなんと、またしてもトリプルヒットでした。型はイマイチですがまた入れ食いモードの兆しかもと変な想像をしましたね。そして、それがその通りになり投入するたびアタリが飛び出るからうれしくなっちやいました。。取り込み、エサ付けは四苦八苦しながらもメバル釣りはこうでなければ楽しくありません。そうこうしていると再度アタリ。またしてもトリプル17、18、15cmのメバルだったんですがさすがに引きはパワフルで強く感じました。コンスタントにメバルが釣れて1匹ずつ数をひろってましたが、

午後3時を回った時、ジアイがとうとう終了しました。それで良かったです。私の力も終了でして、これ以上竿を出すパワーもなくここで納竿としました。

12月の後半に来てメバルらしき姿にお目に掛る様になってきた日間賀島西港。これからが本番です。長竿を手に良型メバルに会いに行きましょう。

テスター なかむらてるお

…ご寄稿ありがとうございました。あっというまに、年末となりました。皆様には本年は大変お世話になりありがとうございました。皆々様、また当社と致しましても、新しい年を迎えるにあたりまして、更なる飛躍の年となります事を祈願しつつ…来年もよろしくお願い致します!! 良いお年を!そして良い釣りを!