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山梨 入梅の渓でアマゴ、イワナ大爆釣!

2020/07/02 カテゴリ: 淡水釣行記

     千葉県在住で幅広い釣りを楽しみ、精力的に活動されている白澤様より釣行レポートが届いております。

…是非!ご参照下さい!

入梅の渓でアマゴ、イワナ大爆釣!

釣場:山梨県笛吹川

釣行日:2020年6月13日~14日

釣果:  アマゴ最大26㎝ 18㎝~26㎝9尾

イワナ最大31.5㎝ 18㎝~31.5㎝28尾

タックル:渓蘭3WAY 6.3 硬中硬 

     ライン アーマードF+PRO 0.06号

     ラインフロロ0.6号、ナイロン0.25号

     針 ヤマメ5号~6号 

エサ   キジ、ブドウ虫、川虫

漁協   峡東漁協0553-22-1023

 

こんにちは!T&Aの白澤です。

入梅の甲斐の渓で2日間釣りを楽しんできました。今回訪れたフィールドは笛吹川で奥秩父山塊、甲州アルプスを源頭として清冽な雪代と湧水は関東屈指の豊富な魚影を誇る名川です。

本流筋で大物を狙いたかったのですが、雨の影響で濁りがきつく、さらにお昼前から洪水注意報まで出されるほどの雨予報です。

画像①

本流筋を諦めて濁りの少ない支流から入渓しました。水量が多く、流れがきついため重めのガン玉を使用し、落ち込み、瀬尻、回り込む流れなど竿抜けにならないよう各所を丁寧に探ると瀬尻から24㎝の良型アマゴがヒットしました。

画像②

落ち込みの幅が5㎝くらいのスリットにエサを誘導すると岩の奥まで仕掛けが引かれていきます。過去の経験からこんな場所は大物が潜む可能性が高いので、丁寧に探ると目印が止まり、鈍重ながら強烈な引き込みです。慎重に取り込むと28㎝の良型イワナでした。

画像③

午前中までアタリが多く、イワナ11尾、アマゴ3尾を釣りましたが土砂降りの雨となり川があっという間に増水し危険なのでこの日はストップフィッシングとしました。

翌日は昨日の雨が降り続いた影響で土茶濁りの支流が多く、ゴルジュが点在する源流に近い場所まで足を延ばして釣りを開始しました。

画像④

 

笹濁りが魚の活性をグイグイと上げ、ゴルジュを釣り上がり、水深10センチにも満たない岩の隙間や落ち込みで次々とイワナのヒットが続きます。

圧巻は急流で尺超えのイワナがヒット!下流に向かって強烈に走られ、3WAYの利点を生かして渓蘭を3段階まで伸ばしながら追随させなんとか取り込むことができました。とっさに延ばさなかったら確実にバレたであろうイワナを3WAYシステムと細ハリスをいたわる粘りでなんとか取り込むことができました。

画像⑤

この日はアマゴとイワナを合わせて23尾のキャッチ、放流も合わせると35尾も釣らせてもらいました。

画像⑥

木が生い茂り、狭いポイントや移動に合わせて竿の長さを3WAYで伸縮できるメリットは計り知れません。危険を伴う渓流では、やはり機動力が最も威力を発揮します。

両日ともに当たりエサはキジでした。増水して流れの押しが強いと比重があり自然に流しやすいキジが最も自然に近いと思います。また、できるだけ自然に流すため、ハリとガン玉をできるだけ離したのも良かったと思います。

2日間で50ヒット、しかも良型混じりという釣果は過去に経験がないくらいの大爆釣となりました。大自然と一体となって最高に澄んだ空気と水を堪能する渓流釣りは都会のコロナの喧騒を忘れさせてくれるひとときとなりました。海も良いですが、渓流も最高ですよ。

しらさわまさき