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豊浜新堤駐車場にてメバル釣り

2020/01/17 カテゴリ: 釣行記

身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、釣行レポートが届いております。

是非ご参照下さい。

毎日、毎日、季節風が吹き荒れては中々竿が出瀬ないが、突然午前中の朝方だけ風が弱い予報。

こうなれば豊浜新堤でメバル釣りでも と、モエビを購入して午前4時我が家を出発。

まだ、暗い中豊浜新堤駐車場に到着した。

途中で小雨模様となり寒いがここは風が弱いので辛抱しよう。

だが、今年は最悪の年なのかメバルが釣れた・・・と言った朗報が入ってこないので、その事もあってか長竿でのメバル狙いの釣り人は数少ない。

釣れるのか釣れないのかがわからない為ここは自分で試すしかないのだ。

そして釣り座を決めおもむろにタックル準備に入った。

竿は、NISSIN ロングレンジメバル輝11m。メバル針9号の胴付き3本針仕掛けとしてナスオモリ1.5号をセットした。

近年豊浜新堤と言えども一番のジアイにもアタリが出ないと言った非常に厳しい状況の中、「今日は釣れる」とハッキリ言えないのが残念だ。

はたして今日は釣れるだろうかと思いながら自作3本針にモエビを通して沖目に振り込んだ。ケミホタルミニが海中に沈んで行くのがハッキリ見えている。

 

竿先にもぎょぎょライトを付けアタリが出ればすぐにでもわかるような体制で本命アタリを待つ事20分。なんと待望のアタリが出たのです。

ツン!と前アタリが来た後、メバル特有の食い込みアタリを待っているのですがそのアタリが出ません。

ゆっくり竿で聞いてみてビックリです、聞き合わせにになりガッチリ針掛り。ここはゆっくり竿を立て、なんとかラインに手が届きました。

そしてゆっくりラインを手繰り寄せてくるとなんと25㎝のアジ君でした。

これはたたきにすれば美味しいのでキープとして再度モエビを付け投入。

またしても同じアタリ。

しかしながら途中で針はずれ、多分アジだろう。

だが、本命のメバルは中々、食ってくれないまま午前6時を回った。

こうなるとメバルのジアイに急接近だ。モエビを元気なものに取り換え投入。

根掛り覚悟で右に流れるままに竿でついて行く、するとテトラ前に来た時だ、ここでアタリが出た。

よし前アタリだ、ここは辛抱して待つ事数秒やっと口にしたか本アタリが飛び出しいきなり竿先が大きくお辞儀をしたところでゆっくり竿を立てると、これが本当に久しぶりに味わったメバルの強い引き込みが11m竿を大きく曲げた。

中々浮いてこない。良型が付いた様だ、ここは慎重に浮かせに入った。そしてラインを手に手繰り寄せて堤防に上げた瞬間驚きました、その姿は26㎝のハラパンのメバルがしっかり針掛りしていたのです。

やっとメバルの煮付けサイズをゲットだ。

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こんな事をしてる間でもジアイは刻々と過ぎていくではないか。

もたもたしていると東の空が明るくなってくるのはとても早い。

なんとか付け終えるとすぐに投入ゆっくりと上下の誘いを入れるとコツンとさっそくの前アタリが、次に出る食い込みアタリを待つ。

絶対焦りは禁物だ。

次に来たクンと竿先を抑え込んだアタリで針掛りを確信し、そのまま竿を立てるとガッチリ針掛り。

先ほどとまではいかないがこれも良型っぽい引きで竿も大きく曲がり海面に浮かすのも一苦労、これまた良型の21cmをゲット。

ジアイの中での2匹目、まだまだこれからだと素早くモエビを交換。

次の瞬間 一気に竿先が海中に絞り込まれた。

中々の良型が針掛りしたようで、こいつは浮いてこない。

そのままグイグイと持っていかれるだけだ、しかしながらこの長竿の特徴が表に出る、長い分力が分散するのか徐々に浮いてくる。

そして取り込むと20㎝メバルが3匹も付いているではないかパワ―も強い訳だ。

いつまで続くかわからないが次につなげると、投入後すぐにアタリが出て、これもかなりの引き込みで竿が曲がった。

そして2匹目のハラパンが堤防に上がり、まだまだ釣れると行きこんでみたが、変わりが見えだした途端。アタリが途絶えた。

そして海面にバシャバシャとなぶらが、その下から白いスナメリの姿があちこちで見え出したので、この時点でジ・エンド・・・・・

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 今年の南知多はたくさんのスナメリが出没。

これではメバル釣りは厳しくなる事だろう。

次回は果たして釣れるのだろうかと不安の中帰路に着いた。