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小在漁港の堤防でのクロダイ釣行!

2019/10/21 カテゴリ: 釣行記

身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、今回は間賀島西港への釣行レポートが届いております。

是非ご参照下さい。

10月某日、午前5時、まだ薄暗い南知多方面に車を走らせる。

今回の釣り座は、釣り友からの情報を集めると、三河湾側より伊勢湾側に軍配が上がっているようなので内海港にするか、小在漁港にするか悩みながら車を走らせていると分かれ道でつい、いつもの癖で信号を左に曲がってしまったのだ。

仕方がなく今回は久しぶりに小在漁港に決定するがはたして堤防が空いているかが心配しながらしばらく走って豊浜を過ぎればすぐ目的地となる。

道なりに進むと小在漁港の堤防が見えてくる。

釣り人の姿が無い事を祈っていると、やりましたね釣り人の姿がありません。急いで公園内の駐車場に止めて堤防を確保出来きました。P1090775

 

では、早々に今回のダンゴを作ろうではありませんか。

そしてタックルを準備している間、テニスボール大のダンゴを5~7発程先に投入してポイントを作ります。

 

さて本日のタックルはNISSINゼロサム磯弾CIM 1号5.0mに2500番のスピニングリールLB。潮が速いので仕掛けが流されないように金谷ウキの5B を選んだ。

出来たところで、次はタナ合わせをしよう。

2号オモリを針にとり付け沖15m程に投入、6投程でタナ取り完了した。

今から上げ潮に向かっていく時間帯だ、お昼頃がジアイだろうとよんでいるので、先は長い。

ここはコツコツとポイント作りに時間をかけるしかない様だ。

情報によればボラがよく当たって来るそうなのでウキのアタリを見切らなければならないの注意が必要だ。

そして釣り始めて1時間が経過したころウキにアタリが出だした。

このアタリがボラからのラブコールなのだろう。ウキが完全に海中に沈み中々浮いてこない。

しばらくするとラインが走っていくのを見た、ボラが、付けエサに食らいついたのだろう、イヤなやり取りが始まった。

せっかくポイントを作りつつあるのでその場から素早く強引に切り離そう。

まずは1本。

さすがにボラが集まって来てしまったようだ。

アタリはすべてボラアタリで6本が針掛り。3時間も続いた悪夢は一向に終わりがないのか、

ところが、午前11時40分頃なぜかボラアタリが突然納まった時だ、ウキトップの目印2つ分がツンと動いた。

ん!違ったアタリだという事はすぐにわかったので、竿を持つ手に力が入り集中。

するとスーッと海中にウキが消えたのでここでアワセを入れると、最初の引き込みが今までとは違う事は明白。

やっとクロダイが来てくれたかと喜んで引きを楽しんでいたが、浮かせた姿はグレ君。

タモ網を使わず抜き上げた。小型だがボラ以外の魚だったがクロダイではないので残念であった。

ダンゴを投入後すぐボラアタリが出るが少し反応するだけでウキが静かになる。

ひょっとしてクロダイがそばにいるのかもと予感がした。

そしてそれが現実になったのだ。

ウキのアタリ方が違う事はハッキリわかったのでここでアワセを入れると、クンクン!と抵抗もクロダイの反応だ、ゆっくり引きを噛みしめていると浮いた姿は、なんと銀鱗の姿が眩しいく見えた。差し出したタモ網にやさしく収めたクロダイは34㎝とサイズは小さいが釣れた事が嬉しい。P1090785

この1尾をきっかけに、続いてグレ、グレと続き、ボラ以外がヒットするように海の中が変りつつあるようだ、いわゆる時合いが来たのだろう。

この機を逃さず、手返し良くダンゴを投入。

ダンゴが割れるのがウキで判断できる様になり出した。その瞬間アタリだ。

素早くアワセを入れると竿を曲げるパワーは弱いが、クロダイの引き込みかもと思いながらリールを巻いてくると嬉しいかな本命が浮いた。

サイズダウンだが、やはりこの姿は美しい。

まだいるはずとダンゴを投入。全神経ウキに集中している。

神経を研ぎ澄ませアタリを待っていると案の定ウキが動いた。

一瞬の動きでアワセを入れると竿先はグン!と曲がり頭上で竿先は止まった。

こいつは良型のクロダイだと思わせたが、浮かしたのはグレ君、残念ではあるが30㎝もある良型、中々の引き込みを味合わせてくれた。

クロダイよアタリを出してくれ!と願いながらの投入だ。

だんだん風も強くなり出しラインフケも大きくなりだした、そして最後の投入となったダンゴを風に向かって振り込んだ。

しばらくしてウキのトップが沈んだかなと?と思う程の小さなアタリが見えた後、その次に出たアタリは一気にウキを沈めた。

その瞬間間髪入れずにアワセを入ると反応が竿に伝わってくる。P1090786

ボラではない事は明確それなら、グレ君かクロダイだと引きを楽しみながら浮かせに入ると、嬉しいかなあがりクロダイがヒットしてくれたのだ。

型は小さいので抜き上げようとしたが、ここは本命なので大切にしたい。

差し出したタモ網に無事収めた。本日は何とか3枚釣れてくれたのでこれで良しとして納竿とした。

最後に遊ばせてくれた堤防は海水を掛けて散らばったコマセを洗い流して終了。そして自分で出したゴミもきちんと持ち帰ろう。

なかむら てるお

 

…ご寄稿ありがとうございました。

釣行レポートありがとうございます。

また、釣果情報おまちしております。

(営業部 宇崎)