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北アルプスの源流にネイティブなイワナを求めて

2019/08/31 カテゴリ: 釣行記

釣場:千曲川水系

釣行日:2019年8月11日

釣果: イワナ最大26センチまで24尾

タックル:3WAY 渓蘭6.3m

     ライン 天上糸PE 0.6号

     ラインフロロ0.6号、ハリス0.25号~0.4号

     針 アマゴ半スレ 6号~7.5号 

エサ   キジ、ブドウ虫

漁協   犀川漁協 TEL 0263-62-2022

 

こんにちは!T&Aの白澤です。

8月に入ってからは猛暑日の連続です。

都会の喧騒と暑さを忘れるために、日本百名山が連座する北アルプスの表銀座の一部を源頭とする、標高1.600mの幻の源流へネイティブなイワナを求めて釣行してきました。

入渓した沢は車止めから距離があるため、釣り人の立ち入りも少ないですが放流は行われないため、ネイティブ(天然)なイワナが種を守り続けている秘境です。

清冽きわまりない水は、今だ雪渓を残した沢を発する水の冷たさの上、ところどころから出でる湧水で天然ワサビまで自生していました。

沢に入ると、倒木や木の枝で竿が降りにくい場所もあり、また落ち込みも小さく点在しており、淵の水深もそれほどないことから、チョウチン釣りに特化して釣り上がっていくことにしました。画像1

竿はどんな場所にでも対応できる3WAY 渓蘭の硬中硬6.3mです。

この竿はある程度離れた距離から仕掛けを操れるので警戒心の強いイワナに気づかれずにポイントをチェックできます。

また感度に優れ、25㎝前後の魚ならスイスイと抜け、かつ魚の引き味も良く最近お気に入りです。

1ヒロに満たないチョウチン仕掛けで、落ち込みや流れの巻き込む場所、小さな淵などの好ポイントを次々と探っていくと、岩陰からスッとイワナが出てきて当たりを送ってきます。

まず最初に釣れたのは20㎝に満たないサイズでしたが、見事な白点のニッコウイワナでした。

画像2

やや水深のある落ち込みでは大石の窪みがあり、絶対に良型が居着いてると信じ、エサの流し初めのポジション、流れの筋を丁寧に探ると、流れの当たる石の隙間に引きずるようなアタリ!

慎重にやり取りして取り込んだのはこの日最大の26センチの白点よりも朱点が鮮やかなヤマトイワナでした。画像3

精悍な顔つきは、静かな渓で生き延びてきた年輪のようです。

好場所が続く各所でイワナを計24尾釣りましたが、20㎝以下は次回の再会を祈ってすべて放流しました。画像4

渓流釣りは最高に楽しいですね。大自然に感謝です。

 

…ご寄稿ありがとうございました。

(営業部 宇崎)