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浜名湖遠征でチヌ釣り

2018/04/11 カテゴリ: 波止釣/その他釣行記

身近な波止釣りを目一杯楽しまれる名人。当社T&Aの中村輝夫氏より、今回は浜名湖舞阪網干場高場に釣行。

是非ご参照下さい。

釣行日:平成30年4月

場所:浜名湖舞阪網干場高場

渡船:- TEL:-

対象魚:チヌ 天候/波/潮:-/-/-

釣果:チヌ6枚

タックル:(ロッド)INGRAM チヌ IM LTD-R 1-530

釣行記:

中々釣れない南知多の海、チヌの姿も見せないまま3月も終盤となってしまった。そんな時、釣り友がまた浜名湖にでも釣りに行きましょうと誘われたので、二つ返事でOKを出した。今回の場所は、前回釣行した反対側、舞阪網干場高場と言う所。

さて午前2時知多半島を出発。2時間半程で到着。すぐに場所取りをするため荷物を持ち走りながらポイントに置いた。何とか2人分の場所を確保できのでこれでまずはボーズ無しと言えるだろう。情報によると4~5枚は上がっているらしいのだ。こんな私にでも、数枚は釣れる事でしょう。

今回の釣り方は、流れが速い事で有名な浜名湖。ここはフカセ釣りがメインだが、今回それに似合わない紀州釣りでの挑戦だ。使用するダンゴに神経を使った。

6m程の水深でダンゴを投入。着底後約10秒以内でダンゴが割れるような配合にしなければタナがとれないまま終わってしまう事だろう。

そんなダンゴを調整してからタックル準備に入った。すべてが整ったところで、投入イコールタナ合わせと行こう。

 

ところが、今現在潮流速い為タナ合わせも一苦労する。流れに対して潮上にウキを飛ばしオモリは潮下になるよう投入すると一瞬ウキと仕掛けが一直線になるところが表れるのでそこを見逃す事無く見極めが必要となる。何とか8投で、100%まではいかないが、調整が出来たので付けエサを針に刺し固めのダンゴを握り第1投を投入。

 

ウキが立ち数秒でダンゴが割れたのを確認。後は、そこにチヌが居るのか居ないのかだ。潮止まりまで後1時間、チャンスはもうすぐだと言い聞かせダンゴを打ち返した。ウキを見つめていると、隣りでビシューと竿がしなった音がしたので振り返ると釣り友の竿がすでに大きく弧を描いていた。もう来たのかさすがにチヌの濃い浜名湖だ、知多半島とは比べ物にならない。

 

そしてタモ網に納まったのは35㎝程のチヌ1号が上がった。ジアイに入ったと思い、私も続けとウキを見つめているとトップの目印1ヶが動いた、アタリだ、竿を持ち次のアタリを待ったが、次が来ない。仕掛けを上げると付けエサはしっかり喰われていた。

 

あの時の小さな目印1ヶ分でアワセを入れなくてはいけないようだ。かなり難しいアワセとなるが、気合を入れよう。

 

変だと思った時は合わせろを自分に言い聞かせ、再度投入。ダンゴが割れて数秒後、またしてもトップ1目盛り分が沈んだかのように見えたので、反射的にアワセを入れると、これが、バッチリ針掛り、竿に力強いチヌの引き込みが伝わってくる。久しぶりの引き込みだ、ここは慎重に浮かせた。そして差し出したタモ網に37㎝が納まった。隣の釣り友も2枚目をゲットしている。

ジアイが短い事もあり素早く次に移りたい。同じポイントに投入してウキを見ているとまたしてもウキが動いた。ここだと思い大きく竿をしゃくると頭上でピタリと止まり弧を描く。この瞬間がたまらない。私も2枚目を釣り上げる事が出来た。

すぐにダンゴを握り投入。フワフワと動くウキに何か変だと思ったが、とりあえずアワセを入れると強い抵抗で竿が曲がるが、浮いたのはヒガンフグ君されど30㎝もある良型。フグ免許があれば持ち帰りさばいて食べるのだが残念だ。後ろ側にリリースとした。しかしここからが、フグの猛攻に合い、ウキに反応が出るとフグ、フグ。美味いフグの猛攻に圧倒されながらウキが動いたら合わせてしまう。

 

たまに違うと50㎝近いウグイ君。釣り友もさすがに悩んでいた。ところが、午前8時を過ぎたところで、ウキがスーッと沈み今までとは違う動きをしたところで、アワセを入れると、やっと、本命からのラブコールが来た。やはりこの引き込みは魅了される。とうとうジアイ突入か、釣り友もポツポツと竿が曲がりだした。負けじと、ダンゴを投入。ウキの動きを見てアワセを入れると、ここで強烈な引き込みで竿が曲がった、中々のパワー炸裂で浮いてこない。ラインは出る一方で、巻くことが出来ないまま沖に走り出した。そんな時運悪く、シラス漁の船が、仕掛けにすれたのだろうラインブレイク。これで仕掛けを作り直す時間ロスがおきてしまった。

そんな中釣り友は着実に数を伸ばしているが、一からやり直しの私。結果1番のジアイを逃してしまい残念だが、ここは執念で、投入。見つめるウキが沈んだので大きくアワセを入れ、1枚を追加。何とかタナが合っているようだ。すぐさま投入。再度アタリが出たので大きくアワセを入れると連続ヒットだ。だがこの時点で上げ潮の時間になり潮が動き出して流れも速くなりだしたのでもう終了だなと思わせるがエサも余っているのでダメもとで、釣り座を動き左側に投入して右に歩けるだけ歩いて、流し釣りを試みる。数投この方法をしていた時なんとウキが沈んだのでアワセを入れるとチヌがヒットしていて何とか6枚目を釣り上げる事が出来た。

そして釣りにならない程の潮の速さになり今回はこれにて納竿とした。釣り友はチャカリ二桁を達成したので満足したようだ。最後に堤防を綺麗にしてまた釣りに来ましょうと約束をして、浜名湖を後にした。

なかむら てるお

…ご寄稿ありがとうございました。

遠征浜松のチヌお疲れさまでした。

また、釣果情報おまちしておりますね。

(開発部 高木)